もう師走。
あっという間に師走。
この一年でなにが身について、何を生徒に還元できたでしょう。
忙しさを言い訳に、もっと「力」をつけてあげられたはずなのに。と反省の考査期間です。
今はこれを図書室で購入してもらったので、ちまちま読んでいます。
教育の効果: メタ分析による学力に影響を与える要因の効果の可視化
- 作者: ジョンハッティ,John Hattie,山森光陽
- 出版社/メーカー: 図書文化社
- 発売日: 2018/02/20
- メディア: 単行本
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まだ全然進んでいませんが、覚え書きとして引用。
よい指導とは、考えることそのものが目的となるのではなく、説明を組み立てること、批判すること、推論を導出すること、応用を見つけることといった活動を学習者に求めることであって、「カリキュラムの中に学習者が考える機会を多く配列することを教師が考える必要はないはずである。それは、山岳ガイドの日常生活に有酸素運動を行う機会を多く設けようとするようなものだからである」 (Bereiter, 2002, p.380)。学習者が十分に思考しないのは、指導に何らかの深刻な欠陥がある場合である。「思考の促進や思考力の向上だけを学習の目的とするという考え方は放棄され、実際の問題解決において知識や技能を使いこなす能力を高めることにつながる学習者の理解の深化こそが学習の目的であるという考え方に置き換えられなければならない」(Bereiter, 2002, p.381)のである。
(第3章 主張ー見通しが立つ指導と学習 P65-66)
「学習者が十分に思考しないのは、指導に何らかの深刻な欠陥がある場合である。」
どうしても、責任転嫁しがち。本当に刻まなければいけない。
どんどん、公募推薦入試の結果が出てきています。
予定通り合格の者。予想外に合格の者(これは少ない)
予想に反して不合格の者。などなど。
入試の結果が全てではないですが、上の言葉を胸に、もう一度考えなければ。
とおもう週末でした。